風の時代の米・中の動向

 アメリカや日本のマスコミは、アメリカ大統領はバイデンに決定した前提で、無責任なニュースを流していますが、最終的に決定するのは1月6日です。(日本時間1月7日)

 先日トランプ大統領は26人を恩赦しました。その中にロジャー・ストーンというトランプの腹心が含まれています。この人は政治に素人のトランプを大統領に押し上げたメンバーの一人です。彼は有能なトランプ大統領の側近なので、トランプの力を削ぐため、裁判で無罪を証明する証拠の提出を妨害されて無理やり有罪にされた感じだとも言われています。出所して早々にCIA長官やFBI長官などを告訴しています。

 トランプを非難していたロシアゲート疑惑は、本当はオバマゲートであり、オバマ政権の不正が次々と明らかになっています。出鱈目をでっちあげてトランプを賎しめていたオバマ前大統領やバイデン前副大統領は、ストーンの能力と性格を知っているので、震え上がっている様です。このような情勢でも傍観して動きを見せなかった共和党の上下院議員たちも、地元の選挙民の激しい怒りと突き上げに合い、やっと重い腰を上げてトランプ大統領に協力し始めました。

 ペンス副大統領は上院議長を兼任しています。上院議長憲法上で絶対的な権限を持ち、疑惑のある7州の選挙結果を、議長権限で無効にすれば、トランプの再選が決定します。バイデン寄りだと噂されていた共和党のマコーネル上院院内総務もトランプ側に出戻った感じです。またトランプは「1月6日バイデンは詰む」と言っています。大統領には戒厳令発令の権限もあります。今のペンタゴンは大統領に忠実で大丈夫でしょう。

 初代大統領ワシントンは独立戦争で、少人数の兵士を率いて厳寒の河をボートで渡り、奇襲攻撃で勝利して、最終的に独立戦争を勝ち抜いたように、トランプも1月6日を奇襲攻撃の日と位置付けている事でしょう。

 ここで心配なのは暗殺です。最悪の場合もペンス副大統領ならトランプ路線を上手く引き継ぐでしょう。もしバイデンが大統領になると、認知症?で一年以内に副大統領と交代する可能性もあります。誰が大統領になっても、内戦は避けられないと思います。

 英国の経済誌(amazoz ¥2750)が、スロットマシンの画像を使ってthe world in 2021の予想をしています。図柄は、2021年の春にはコロナウイルスも収束に近づくが、晩春の頃にはアメリカ国旗が2つに破れています。真夏になると米ドルに問題が起き、秋には世界的に森林火災が起きそうです。スロットマシンの台の模様が旭日の様です。英国もEUもコロナで経済的余裕はありません。経済が停滞していると云っても、米ドルを支えられるのは円のみだと理解し頼りにしている様です。

 また英国人であればズバリ! 旭日旗=聯隊旗・軍艦旗を連想し、対中国有事であれば、寸時にロシア国境からベトナム国境までの長い第1列島線の機雷封鎖を、日本に期待するでしょう。それを出来るのは日本以外にはありません。中国の艦船を太平洋に出さなければ、個別撃破は比較的簡単です。

 アメリカの政権は、場合により頼りにならないかも知れません。インドと組み戦えばペンタゴンは押っ取り刀で駆け付けるでしょう。座して死を待つより立ちて戦うべきです。我々日本人は、自分や身内が血を流す覚悟をする時が来ていると思います。

 

 ガセネタかも知れませんが、習近平主席が脳動脈瘤の手術を受ける様です。手術が成功であれ失敗であれ、しばらくの間は治療に専念しなければならず、政治の空白が生じます。李克強首相と人民解放軍首脳が手を組み、クーデターを起こす可能性が噂されています。

 中国政権は長江(6380㎞)での漁業を10年間禁止する事になりました。漁獲量減少で資源保護という名目です。深刻な水質汚染が原因という話の方が真実味があります。噂話ですが、長江沿いの原発が洪水騒ぎでメトルダウンしたという説も囁かれています。長江の漁業関係の従事者30万人が職を失い、社会保障の問題も深刻です。水質汚染放射能汚染の農作物や、長江河口やその近海で獲れた魚介類が日本に輸入されている可能性も有り、日本にとっても一大事です。

 

 日本での風の時代の変化は、自分がその渦中にあり解り辛いですが、国民を裏切り続けているマスコミや政治家、経済人、御用学者、国民を出汁にしてきた左翼政治家や各種の社会活動家に天誅が下る事は、平安時代から鎌倉時代に変化した時の公卿の零落ぶりを見れば、これほど確かな事はありません。但し国民一人一人も自助努力しなければ同じく時代に流されてしまいます。「天は自ら助くる者を助く」です。